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何故バイアグラは空腹時の服用なのか

2019年06月24日
多様な薬と薬のケース

ED治療薬として世界ではじめて開発されたファイザー社のバイアグラを含め、多くのED治療薬の説明書きなどを読むと、空腹時に服用するのが効果的であるという趣旨のことが書かれています。
市販されているかぜ薬などを飲む場合には、胃のなかを荒らすことがないようにするために食後に飲むというのが常識になっていることから、何故バイアグラのようなED治療薬は空腹時なのかと疑問に感じることでしょう。
一般的なED治療薬の有効成分の場合、食事のなかでも特にカロリーの高い脂っこい食事によって、血管の内部にいわば油膜のようなものができてしまうと、これを通り抜けることができなくなってしまうという現象が起きやすいとされています。
こうなるとせっかくのED治療薬の有効成分が体内に吸収される割合が低くなるために、期待するほどの効果が出なくなってしまうのです。
一方、例外的なのがタダシップのようなED治療薬で、こちらは空腹時でなくともよいことになっています。
タダシップは、EDに関与している体内の酵素の一種のはたらきを阻害することによって、有効成分が体内で充分な濃度が保たれている間はEDを解消することができるというメカニズムそのものは、他のED治療薬と特に変わりがありません。
しかし、他のED治療薬とは分子構造が異なる有効成分をもっているため、タダシップであれば基本的には食事によって体内への吸収について影響を受けることがなく、したがって空腹時でなくてもよいとされているのです。
ただし、いかに食事で影響を受けないとはいっても、やはりカロリーの高すぎる食事については問題がありますので、服用前の飲食はほどほどの量にとどめておくべきといえるでしょう。